匿名のマナー

コメント(全3件)
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苗村屋 ― 2009-11-04 21:48
私も匿名で書いているので、大きなことは言えませんが、自分の場合は匿名で言いたいことを言う為、というより、自分を守る為に匿名にしているという感じでしょうか。

以前、岩瀬さんの著書で「反対意見を述べることは、決して相手に失礼なことではなく、よりよい解を導くために必要なものなのだから」というコメントがありましたが、建設的な意見と攻撃的な批判とは分けて考えないとと思っています。

自分としては後者にならないよう気をつけているつもりですが、文章というのは難しく、時には誤解を招いてしまいますね。これは人間関係の構築と似ていて、過去にどういったコメントを残してきているかといった点が、見られるように思います。つまり、今までこういったスタンスだった人が、こんな悪意のある意見を言うはずがない、といった信頼関係にも似たものがあるように感じます。
通りすがりの外資生保 ― 2009-11-05 01:04
もう最後にするつもりが誘い水を頂いたのでついつい応じます^^
いつもながら長文になります。
でも、お母さん。たぶん私は大ちゃんの敵ではありません!(笑)

では、本題です。
私自身はおっしゃる通り岩瀬さんと直接の面識があるのでつい強い口調で書いてしまっても「投稿」ボタンを押す時にはそれなりな覚悟を持って臨んでいます。
私が匿名なのは匿名で投稿するしか許されないからであって、許されるなら実名投稿します。いや、正直なところそれでも苗村屋さんと同じように保身で匿名投稿するような気もしますが^^;

ところで、ひとつ意見というか投げかけなのですが、やはり生命保険というものはマクロ、一般論で語ることに意味があまりないのではないかなと思うのですが、いかがでしょうか?

もちろん、外から評論するのであればそれでいいと思います。
勝てないギャンブルだろうが確率論だろうが、確かにそこに一定の正しさがあります。

でも、真剣に保険業を生業にしようとしている人間が自分の大切な人に保険を勧める場合にも同じ理屈をぶつけられるでしょうか?

例えば、自分の弟に独身だから死亡保障が要らないと断言できますか?
彼が結婚前に一型糖尿になりもう保険に入れないという事態になった場合、その自分の発言に後悔はないでしょうか?
彼は少なからずあの時に保険に入っておけばよかったと思うかもしれません。

だから独身にも死亡保障が要るという簡単な話ではありません。
もちろん必要というのは簡単なのですが、確率では確かに単なるコストになる可能性が極めて高いのもまた事実です。その場合は、大切な人ならなおのこと無駄なコスト負担は避けるアドバイスをしてあげたいですから。。。

つまり、いくら確率が低かったり高かったりしても、その目の前の大切な人に起こる確率は常にゼロか100しかないと思うのです。
これが私の一番のポイントなのです。

以前も書きましたが、現場ではこういった悩みが常に存在すると思うのです。
頼ってもらえればもらうほど、近しくなればなるほどに保険をどう掛けるかは本当に難しい問題だと感じます。

だから、対面、ネット、相談窓口問わずに存在する各社の保険のシミュレーションについては個人的にはあまり重視していません。
あれこそが、誰でも保険が売れるマニュアルではないでしょうか?
よって、この問題に関する矛盾については私は特にコメントはないですし、矛盾しても然りかなと思うぐらいです。

保険にいつ加入すべきか、どのように掛けるべきかは一般論化するには限界がある問題ですし、立場を変えれば相手をどのようにでも批判できてしまいます。
例えば「定期」か「修身」かなども将来の金利動向が誰にもわからない点、そして実際に加齢するほどに保障は必要なくなるはずなのに心理的に保険がないことを不安に思う点などから、似た問題かなと。
まぁ、なんだかそこに付け込んだような商品ばかりを開発しテレビで垂れ流す某社もどうかとは感じますが(笑)


繰り返しになりますが、不確実なこと(生死、長期に渡る金利動向など)にコストを投下する生命保険に完全な正解はありません。

お客様の状況や考えをできるだけ深く把握し、保険に加入するメリット、デメリット、そして加入しないメリット、デメリットを正確にわかりやすい言葉で伝え、最終的な判断はお客様に委ねる。もし、意見を求められれば再度メリット、デメリットを伝えつつ「私があなたなら」「あなたが自分の家族なら」私はこうすると思いますと背中をほんの少しだけ押してあげる・・・なんだか無責任なように響きますが、今のところこれが最良の方法だと感じています。


(省略されました)
三法あし ― 2009-11-05 10:25
保険を売る人は商品についてよくわかっているのでしょうか、いや、わかっていません。いわんや消費者おや。そして保険の信頼が失墜していく。売り手、買い手、世間のそれぞれに一筋縄ではいかない問題があるように思えるのです。インターネットのコメントでも表象的に問題が垣間見れます。誰を非難したいわけでもありませんが、保険をポジティブに、実定的にみると、議論から逃げたくなるような現実があるような気がしてなりません。

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