ヘルスケア×保険
2009-07-10


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金曜夜は、フィットネスクラブのルネサンスで執行役員ヘルスケア推進部長を務める高崎尚樹氏が主宰する「健康アライアンス.jp」という勉強会にて講演。

終了後、雑誌「医療経営」からご担当者がいらしていて、刷り上がったばかりの掲載誌を頂く。

 「ワイド特集 〜 
 次代を担う俊英50人の大胆提言
 自分たちの見据える
 日本の医療の行く先はここだ!」
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最後から2番、49人目のちょい役で出させて頂き、「4.6兆円の民間医療保険市場が効率的に運営されるために、もっと情報開示が必要」といった内容が掲載された。

いつもは馴染みがない「医療」という場面での登場だったのだが、雑誌を開いてびっくりしたのは、友人・知人がたくさん出ていたこと。気付かないうちに、医療関係者にもネットワークが広がってたのね。

トップバッターは、HBSで1学年下だった医者の山本ゆーじ。HBS初の日本人医師として、今は病院経営の専門家への道を歩み、活躍しているらしい。最近あってないな。
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次にパラパラめくってみつけたのは、ルネサンスの高崎さん。健康増進による予防医療は医療費を抑えるためにも非常に重要なテーマで、地方自治体などと協力して様々なプログラムを展開しているとのこと。

日本調剤の三津原庸介さんは日本有数の保険薬局調剤チェーンの二代目。友人の紹介で、2年前にランチしたっけ。

林英恵ちゃんはボストンで一緒だったのだが、外資系広告代理店のマッキャンエリソンにヘルスケア専門のコミュニケーションをやるために入社し、いまはハーバードの公衆衛生大学院に留学中。
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そして、「さすがにもう知り合いはいないだろう」と思っていたところ、貫禄あるさわやかな風貌で我らが小野崎耕平氏が登場。留学時代の大親友で、いまは日本医療政策機構の医療担当ディレクターを務める。こちらの事務局を務めており、今回取材を受けるひとつのきっかけを作ってくれた。
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民間保険は社会保障の一環を担うものであり、国の医療政策の在り方とは無縁でないはず。本来であれば、民間医療保険も(米国のように)全体の医療システムの中に組み込まれ、請求から給付のプロセスや、料率策定などに公的な関与があってもいいはずだが、いまは「定額給付」という形をとっており実質的な医療行為の内容に立ちいることはほとんどなく、医療関係者からもほとんど注目されていない。

今後、増大する医療費の財源として医療保険は重要な役割を果たす。患者の自己負担は約5兆円。民間医療保険の保険料収入は4.6兆円。年間の給付額はいまのところ1兆円弱に過ぎない。民間医療保険の適正な運営がなされることは、国民経済的にも重要な意味を持つ。

よい週末をお過ごしください!

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